FXトレードにおいて、多くのトレーダーが悩まされるのが「だまし」です。
テクニカル分析を駆使してエントリーしたにもかかわらず、思った方向とは逆に動いて損失を被る経験は誰しもが持っているでしょう。
しかし、この「だまし」を回避するための強力なツールが ダウ理論 と エリオット波動 です。
これらの理論を組み合わせることで、相場の本質を理解し、より精度の高いトレードが可能になります。
本記事では、ダウ理論の「6つの原則」とエリオット波動を活用して、FXにおける「だまし」を見抜く方法を解説します。
1. そもそも「だまし」とは?FXにおける脅威
FXにおける「だまし」とは、一見するとトレンドが発生したように見えても、実際にはその方向に進まず、逆行してしまう現象のことを指します。
例えば、ブレイクアウト を狙ってエントリーしたものの、直後に価格が逆行して損切りに遭うケースは典型的な「だまし」です。
だましが発生しやすいポイント:
- レンジ相場のブレイクアウト直後(フェイクブレイクアウト)
- サポート・レジスタンスの一時的な突破
- 急騰・急落後の戻りや押し
これを回避するためには、より大きな視点で相場を分析し、 本物のトレンドを見極めるスキル が必要になります。
2. ダウ理論とは?6つの原則を理解する
ダウ理論 は、テクニカル分析の基本ともいえる理論で、相場のトレンドを判断する際に役立ちます。
この理論には 6つの原則 があり、これを理解することで「だまし」に引っかかるリスクを減らせます。
ダウ理論の6つの原則
① 平均はすべての事象を織り込む
👉 価格にはあらゆる情報が反映されており、ファンダメンタルズやニュースよりもチャートの動きが重要
② トレンドには3種類ある
👉 主要トレンド(長期)・二次トレンド(中期)・小トレンド(短期) が存在する
③ 主要トレンドは3つの段階を経る
👉 先行期・追随期・利食い期 に分かれ、特に「追随期」が最も値動きが強くなる
④ トレンドは明確なシグナルが出るまで継続する
👉 小さな逆行があっても、大きなトレンドが続く限りは基本的に方向性は変わらない
⑤ 出来高はトレンドを確認するために必要
👉 上昇トレンドなら出来高も増加するのが自然な動き
⑥ トレンドは相互に確認される必要がある
👉 例えば、為替市場と株式市場など、異なる市場の相関性を考慮すると信憑性が増す
これらの原則を活用することで、だましの可能性を減らし、トレンドに乗りやすくなります。
3. エリオット波動とは?トレンドの波を理解する
エリオット波動 は、相場の動きを 「5つの推進波」 と 「3つの修正波」 のパターンで捉える理論です。
エリオット波動の基本構造
✅ 上昇トレンドの場合
- 1波: 初動の上昇
- 2波: 調整の下落(だましが多い)
- 3波: 最も強い上昇(トレンドの本体)
- 4波: 一時的な調整
- 5波: 最後の上昇(だましの可能性あり)
✅ 下降トレンドの場合
- A波: 最初の下落
- B波: 一時的な上昇(だましが発生しやすい)
- C波: 本格的な下降
なぜエリオット波動が「だまし」回避に有効なのか?
- 2波やB波は 「だまし」になりやすい局面
- 3波やC波は 本物のトレンド である可能性が高い
- 5波の終盤では 反転する可能性がある ため慎重にエントリーすべき
エリオット波動を意識すると、どの波が本物のトレンドで、どこがだましになりやすいかを予測できるようになります。
4. ダウ理論×エリオット波動で「だまし」を見抜く方法
ダウ理論とエリオット波動を組み合わせることで、より正確なトレンド分析が可能になります。
具体的な活用方法
✅ エリオット波動の2波・B波は「だまし」が発生しやすい
→ ダウ理論のトレンド継続の原則を確認し、本物のトレンドか見極める
✅ エリオット波動の3波・C波が最も強いトレンドになる
→ ダウ理論の「主要トレンド」を意識し、強いエントリーポイントを探る
✅ トレンド転換の可能性がある場面では出来高を確認する
→ ダウ理論の「出来高原則」と組み合わせることで、だましを回避できる
5. まとめ:正しい理論を学べば「だまし」に引っかからない!
FXで「だまし」に遭わないためには、ダウ理論の6原則とエリオット波動の波動構造を理解することが重要 です。
本記事のポイントまとめ:
✅ ダウ理論の「トレンド継続の法則」を活用する
✅ エリオット波動の「2波・B波」はだましが発生しやすいと認識する
✅ 3波やC波を狙うことで、より確実なエントリーができる
これらを実践すれば、FXのトレード精度が向上し、「だまし」に振り回されることが減るでしょう。
ぜひ、今回の知識を活かして、より確実なトレードを目指してください!